Eストアーの提供するショッピングカート、受注管理システムを搭載したサービス、「ショップサーブ」。
痒いところに手が届かないが、「安くて」安定したサービスとして知られていた。
痒いところに手が届かないとは、商品バリエーションの制限や、独自PHPの仕様等等だが、
その中でもブログのクオリティがお粗末だった。
ソースを見てみると、SEOの観点からも、まあ使いづらいシステムで、恐らくこのブログを使うくらいなら、外部の無料ブログを使う方がましであろう、というものだった。
そのショップサーブが、この度WordPressに対応するというのだ。
以下2014年7月22日付のユーザー向けDM。
WordPressを利用できるようにします 9月予定
オリジナルのブログや様々なコンテンツを便利に作成できるWordPressを利用できるようにします(有料)。店長日記や特集ページなどをより自由に作成できるようになり、お店の魅力を伝えやすくなります。また、WordPressのインストールもかんたんにでき、作成したページはお店のドメイン直下に設置できるので、SEOの効果も期待できます。将来的にはショップサーブの商品情報などのデータと連携し、カスタマイズの自由度が高いお店ページを作れるようにする予定です。
有料というところが非常に残念なところであるが大きな進歩である。
(ここを無料に出来ればSoftbankの孫さんの域なのだが・・・・)
方向性としては、商品情報と連携して・・・ということなのでいずれもう1つのサービス「サイトサーブ」の存在意義もなくなってくるのではないだろうか。
どちらにしても9月のアップデートを待つ事にしましょう。
※2014年9月9日追記↓
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9/9ショップサーブがWordpressオプションサービスを開始
2014年9月9日ついにWodpressが解禁となった。
まずはサービス概要を見てみよう。サポートページで公開されている概要をまとめると以下のようになる。
開通料 | 4,565円 |
月額利用料 | 1,000円 |
アクセス超過料 | 転送量が上限値150GBを超えた場合50GBごとに2,160 |
サーバー容量 | 5GB |
データベース | 1つ |
インストールURL | サブドメインまたはサブディレクトリ |
FTPアカウント | 1つ |
最初、容量5GBで月額1,000円という金額設定に対しては少し高いな・・・・という印象だった。
が、他のレンタルサーバーと比較してみると、ギリギリの線だなと思う。
まずは格安レンタルサーバーでWordpressを運営した場合と比較してみよう、下記のようになる。
月額 | 容量 | DB | |
ショップサーブ | 1,000円 | 5GB | 1つ |
ロリポップ | 250円 | 50GB | 1つ |
もうすでにショップサーブを利用しているならば、正直ロリポップでもいいのではないかと思う。
しかし、これからECサイトを運営し、さらに同じドメイン内でカスタマイズ可能なブログを利用したい、というユーザであれば月額1,000円はリーズナブルな価格設定ではないかと思う。
その根拠の1つとしてEストアーが今日配信したメールによると、ショップサーブは次の段階として、カートとの連携を強化するとのこと。
次の段階として、ショップサーブの商品情報などのデータと連携し、
カスタマイズの自由度が高いお店ページを作れるようにする予定です。
こちらもお楽しみにお待ちください。
そうであれば、スタートはショップサーブのテンプレートで先ずは出店し、その後、Wordpressで店舗をリニューアルする。
という選択肢も広がるだろう。
今後Wordpressと連携するための公式プラグインを公開!ということになればいっきに加速するに違いない。
登録商標:
ショップサーブ (株式会社Eストアー)
登録商標:ロリポップ(GMOペパボ株式会社)